電気設備設計とはどんな仕事?仕事に役立つ資格やスキルを紹介

2020-11-26

  • 業界あれこれ

「電気設備設計」は、建物で電気を使うために欠かせない重要な役割を果たしています。電気設備設計の仕事をするにあたり、役立つ資格やスキルがあるのかあります。電気や設計の知識や資格を取得すると、仕事がやりやすくなる上に、キャリアアップにも役立ちます。

今回は、電気設備設計の仕事内容と、資格やスキルについて解説していきます。

 

■電気設備設計の仕事内容とは?

電気設備設計とは、ビルや住居などの建物内において、電気の配線やコンセントなどのレイアウトを設計するのが主な仕事です。建物の設計図面をもとに、電源や照明などの電気設備の配線やレイアウトを決めた上で電気設備設計図を完成させます。

電気設備設計図を作成する際は、法律と安全性を守ることに加え、コストを考慮する難しさがあります。また、建物の発注者や施行者、建物の管理者などの多くの関係者に対し、電気設備設計の意図がわかるように図面を作ることも必要です。

建物で電気を使うには、電気が正しく通るだけでなく、照明やコンセントが適切な位置に配置されなければなりません。発注者の要望を汲み取り現実化するのは、電気設備設計の重要な仕事です。つまり、電気設備設計は電気を便利に、かつ快適に使うという重要な役割を担っています。

 

■電気設備設計のキャリアアップに役立つ資格

電気設備設計の仕事や、キャリアアップに役立つおすすめの資格を紹介します。

◇電気設備設計に資格は必須ではない

結論からいうと、電気設備設計になるための資格は存在しません。しかし、電気設備設計の仕事は、電気の専門知識に加え、設計の知識も求められます。以下の資格を取得すると電気設備設計の仕事に役立つ上に、仕事の幅が広がることでキャリアアップにつながります。

◇電気工事士

電気工事士は、自家用・一般用電気工作物の電気工事に携わることができる資格で、電気設備設計の仕事に必須といえる資格です。第1種は最大電力500キロワット未満の自家用電気工作物、一般用電気工作物の電気工事ができます。一方、第2種は一般住宅や小規模店舗などの低圧で受電する建物で、一般電気工作物の電気工事に携われます。

第2種の試験は受験資格がないうえに、合格率は6割程度と受験しやすいおすすめの資格です。また、第2種電気工事士として1年以上の実務経験を積むと、2級電気工事施工管理技士の受験資格が得られるため、足がかりとして受験してみてもいいでしょう。

◇電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、電気工事の施工における工程や安全、品質、原価などを管理するための国家試験です。電気工事の計画や施工の知識を習得できるため、電気設備設計をする上で大いに役立ちます。

電気工事施工管理技士の有資格者は需要が高く、ゆくゆくは工事現場の施工管理職として活躍することも可能です。電気工事士よりも試験の難易度はやや高いものの、電気工事のスペシャリストとして認められるので受験する価値はあるでしょう。

◇建築士

建築士を取得すると建物設計の知識を本格的に学べるだけでなく、電気設備設計で制限されている「防災に関する設備」の設計ができるようになります。設計できる電気設備の幅が広がるため、建物の種類を増やしたい、もっと大規模な建物に携わりたい、という方に最適の資格です。

ただし、1級建築士はあらゆる規模の建物の設計が可能ですが、2級では設計できる建物の規模に制限があります。試験の難易度は施工管理技士よりも高くなるため、それ相応の知識と勉強が必要です。

1級建築士を取得してから5年以上の実務経験がある場合、「設備設計1級建築士」という設備設計における最高峰の資格を取得できます。電気設備設計のスペシャリストを目指す方や、ゆくゆくは設計の世界で活躍したい方は、2級から徐々にキャリアアップするといいでしょう。

◇建築設備士

建築設備士とは、建築全般の知識を持ち、建築士が設計する際に設備の設計や工事監理に関するアドバイスができる資格のことです。建築設備士試験は、学歴や建築設備に関する実務経験に基づいた受験資格が定められています。建築設備士を取得すると、4年の実務経験で1級建築士の受験資格を、2級建築士・木造建築士においては「実務経験なし」で受験できるメリットがあります。

あくまでもアドバイスする立場になるため、設計に携わる機会は少なくなります。ただし、高度化・複雑化する建築設備において、安全性の確保のために建築設計士の価値は年々高まっている状況です。建築士と同様に難易度が高い試験ですが、建築士を受験する足がかりとして挑戦してもいいでしょう。

 

■電気設備設計になるために必要なスキル

電気設備設計の仕事をするうえで、身につけておくべきスキルを見ていきましょう。

◇電気の知識は必須

目に見えない電気を扱うからには、電気の知識は最低限必要です。電気系の学科を卒業、または上記の資格を取得することが、電気設備設計のスタートラインといえるでしょう。

電気工事の業界は人手不足といわれていますが、電気の基礎的な知識があれば活躍できる可能性は十分あります。学校で勉強したことがない方でも、資格取得を通して電気の知識を身につけることで仕事の幅がさらに広がるでしょう。

◇CADのスキル

CADは設計を図面に起こすソフトのことで、電気設備設計の仕事に欠かせません。CADの操作を1から学んだ場合、最低でも1年程度の時間がかかります。電気設備設計として転職する場合、CADの操作はあらかじめ勉強しておくことが望ましいでしょう。

◇コミュニケーション能力

1つの建物を建てるには、建物の構造設計や内装などのデザインを設計する意匠設計など、さまざまな設計が必要です。電気設備設計をする際、構造設計と意匠設計を含めて設計するため、構造と意匠と調整を行なうコミュニケーション能力が必要です。

実際の仕事では、設計者や発注者、関係官署、電気機器メーカーなど、さまざまな関係者と打ち合わせをする機会が多々あります。時として電気の知識がない相手と打ち合わせをする機会もあり、相手にわかりやすく説明する力が求められます。

また、電気的にできないことを要求されることも多く、解決方法や代替案などの打ち合わせが必要です。電気設備設計は周囲と調整しながら設計を進めるため、コミュニケーション能力は最も重要なスキルといえるでしょう。

 

■まとめ

電気設備設計とは、建物内の電気設備のレイアウトや配線を設計図に起こすのが主な仕事です。電気設備設計は資格がなくてもできる仕事ですが、電気と施工、設計などの知識が求められます。特に、電気の基礎知識は必ず身につけておく必要があるため、資格の勉強を通して知識を得ることが大切です。電気の知識がまったくない方は、難易度が高くない第2種電気工事士など、できることから始めてみるといいでしょう。

また、電気設備設計の仕事に就く場合、電気とCAD、コミュニケーション能力といったスキルも必要です。電気設備設計の仕事に興味があるものの、不安なことや疑問点がある場合、現キャリのキャリアアドバイザーが力強い味方になります。建設業界に強い求人サイトとして、さまざまな知識やノウハウで転職のお手伝いをしています。転職活動に迷ったり、行き詰まったりしたときは、ぜひキャリアアドバイザーご相談ください。

 

キャリアアドバイザーへの相談は【こちら

ご希望のお仕事は見つかりましたか?

お仕事探しはキャリアアドバイザーに
ご相談下さい。

キャリアアドバイザーにご相談頂くと、ご希望の条件のお仕事を探したり、ご希望に沿うように直接交渉することも可能です。お一人おひとりにとって「こころから納得のいく転職」を実現するために、しっかりとサポートさせて頂きます!

一人で探すよりも、スピーディー、
且つ好条件なマッチングを実現します。

  • 全国対応!
    対面での個別相談
  • 条件に合わなくても、
    交渉はおまかせ!
  • エキスパートだから、ぴったりなお仕事を
    スピーディーに紹介!
アドバイザーに相談する
当サイトは株式会社コプロ・ホールディングスグループ(東証・名証一部)が運営する、建設業界に特化した転職求人サイトです。勤務地、職種、給与など、あなたの希望条件にマッチした求人検索が可能です。キャリアアドバイザーにご相談頂くと、転職のエキスパートがあなたのご希望に合う求人を紹介します。新着求人や建設業界の最新情報など、登録無料で情報をお届けします。