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建築業界の面接でよくある質問とは?意図や回答のポイントなど対策を解説!

建築業界の面接でよくある質問とは?意図や回答のポイントなど対策を解説!

建設業界で転職活動を進めるうえで、「面接で何を聞かれるのか、どう答えればいいのか」と悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。採用されるような回答をするには、入社後のミスマッチを防ぐため、企業の業務内容や取り組みを事前に研究することです。今回は、建設業に転職する方に向けて、面接でよく聞かれる質問の意図と回答例、回答を考える際のポイントについて解説していきます。

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建設業界が求める人材と面接で見られる部分

建設業界の面接では、社会人としての基本的なマナーや仕事に対する熱意、コミュニケーション能力が重視されます。時間を守ることや礼儀正しい振る舞いは、日々の作業スケジュールや工期を守るうえで不可欠です。また、建設業は地域の生活を支える重要な仕事であるため、仕事に対する思いや地域社会への貢献についても面接で評価されます。コミュニケーション力については、報連相を正確に行い、チームワークを高める能力が求められます。

面接でよく聞かれる質問には、自己紹介や経歴、志望動機、建築業界を目指した理由、前職を退職した理由、長所や短所、キャリアプラン、他企業への応募状況についてなどがあります。
これらの質問に対する回答を通じて、面接官は応募者の熱意や自社への理解度、長期的に貢献できるかどうかを見極めます。特に志望動機では自分の希望と応募した企業の特徴を結びつけることが重要です。

面接に臨む際は、質問への回答を簡潔にし、前職のことを悪く言わないように注意することが大切です。また、事前準備を十分に行い、応募する企業の理念や施工実績を研究し、想定される質問に対する回答を用意しておくことが推奨されます。服装についても、清潔感のある服装を心がけ、面接時によい印象を与えることが重要です。

◇建設業界で採用されやすい人の傾向とポイント

建設業界は、少子高齢化の進行と災害対応の増加により、人材不足が深刻化しています。この業界では、異なる職種や立場の人とスムーズにコミュニケーションを取り、困難な状況でも協力して仕事を完成させる能力が求められます。また、リーダーシップやチャレンジ精神が旺盛な人材も重宝されます。

採用されやすい人の傾向としては、入社したい理由が明確で、仕事内容や企業について十分に理解していること、はっきりとした話し方をすること、清潔感のある身だしなみで好感が持てること、そして明るい雰囲気を持つことが挙げられます。これらの特徴は、建設業界での採用に限らず、一般的にも採用されやすい人の特徴といえるでしょう。

建設業界での転職を考えている方は、自己分析や業界・会社についての勉強を十分に行い、面接に臨みましょう。面接では多岐にわたる質問がされますが、面接官の意図を理解し、自分の強みや希望、キャリアプランを明確に伝えるように準備しましょう。また、資格や経験に応じた質問への回答も考えておくことをおすすめします。

建設業界の面接でよく聞かれる質問の回答・対策

建設業の面接でよくある以下の質問の意図を踏まえ、採用につながる回答のポイントと回答例を見ていきましょう。

1:志望理由・動機

志望動機の質問には、入社へ熱意と自社の理解度、自社を選んだ理由を知りたいという意図があります。また入社後のミスマッチを防ぐ目的も含んでいるため、企業の特徴や企業理念、施工実績などを事前に研究することが必要です。

志望動機の回答方法は、「スキルを活かしたい」「○○で貢献がしたい」「○○といったルートで、キャリアアップしたい」といった自身の希望と、その企業でなければならない理由を結びつけることがポイントです。建設業界は人材不足が深刻なこともあり、職種未経験者の育成に力を入れている企業も増えつつあります。そこで、「現場の職人から施工管理職へのキャリアアップを目指す」という志望動機の回答例を紹介します。

<回答例>
「主にマンションやビルの施工に従事するなかで、現場をまとめる施工管理職に憧れを抱くようになりました。御社の『職種未経験者を施工管理職に育成する』という取り組みを知り、ぜひ御社で施工管理職として働けるようになりたいと思い志望しました。」

2:自己紹介

自己紹介を通して、応募者の第一印象や人物像、コミュニケーション能力などを知ろうとする意図があります。建設業に限らず、企業側は人柄と経験を重視するため、単純に名前だけを回答するのではなく、職務経歴と志望動機を簡潔に伝えることがポイントです。
建設業の経歴を伝える際は、どのような現場で何の仕事をしていたか、という要点を以下のように伝えましょう。

<回答例>
「〇〇〇と申します。現在は土木施工管理職として、主に道路建設の施工管理業務に従事しています。新規の道路建設に加え、老朽化した道路の修繕と、道路に関するあらゆる工事の経験があります。これまでの経験を活かしつつ、トンネル工事という新たな土木分野にチャレンジしたいと思い、御社を志望いたしました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

3:これまでの職務経歴

職務経歴を聞く意図は、職務経歴で得たスキルを確認し、自社で活かせるかどうかをチェックするためです。建設業界内、または異業種からの転職でも、職務経歴は必ず聞かれます。
職務経歴を面接で回答する際は、前職の業務内容に加え、業務で得た経験とスキルを簡潔に伝えることが基本です。建設業界内で転職する場合、工事の種類、ゼネコンやハウスメーカーなど業種を含め、以下のように具体的な回答を準備しておきましょう。

<回答例>
「新卒でハウスメーカーに入社し、それ以来施工管理業務に従事しておりました。戸建て住宅を中心に、並行して複数の物件を担当しておりました。建設現場の管理に加え、お客様の希望に合う家を提案する営業も従事した経験があります。」

4:建築業界を目指した理由

建築業界を目指した理由に関して聞かれた際には、自身がこの業界に何をもたらすことができるか、そして何を学び取りたいかを中心に回答することがポイントとなります。
たとえば、前職での経験を活かして新たなプロジェクトに貢献したい、特定の技術や知識を深めたいなどの具体的な目指した理由を伝えるとよいでしょう。また建築に対する情熱や社会的な貢献への意欲を示すことも有効です。そして自分の強みや学びたいことを明確にし、それが応募する企業とどのようにマッチするかを示すことが説得力のある回答につながります。

<回答例>
「私は前職で2級土木施工管理技術者資格を取得し、主任技術者、専任技術者として業務を担当してきました。これらの経験を活かし、より大規模で社会的影響力のある建設プロジェクトに貢献したいと考えています。また、持続可能な建築設計やエコフレンドリーな建材の使用など、環境に配慮した建築の知識を深め、将来的にはこの分野での専門家として貢献したいという強い意欲があります。私はこの業界での経験を通じて、技術的なスキルだけでなくプロジェクトが地域社会や環境に与える影響を深く理解し、それらを考慮したうえでの意思決定に貢献できると思い志望いたしました。」

5:前職を退職した理由・離職期間の長さ

退職理由を質問する理由は、周囲との協調性、ストレスへの耐性、将来のビジョンなどを確認するためです。退職理由を回答する際は、ネガティブな理由で退職したとしても、ポジティブに言い換えることが基本とされています。しかし、ただポジティブな理由に言い換えるだけではなく「将来性を考慮したうえで退職を決めた」とすると説得力が増します。

なお、離職期間の長さについて質問された際には、その期間を前向きに過ごしたことを明確に伝えることが大切です。資格取得のための勉強やキャリアチェンジのための情報収集など、積極的な活動をしていたことを示せば、離職期間が不利に働くことはありません。また、面接では端的に事実を述べ、即戦力となる意欲や能力を強調することが重要です。面接において、自己PRは非常に大切で自分の強みや企業への貢献方法を明確にし、ポジティブな姿勢で面接に臨むことが求められます。
建設業から建設業に転職する場合、給与や労働時間、休日などの理由が多いはずです。そこで、待遇面が不満で退職した場合、以下のように回答するとよいでしょう。

<回答例>
「建設業界での経験を活かし、より大きな影響力を持つプロジェクトに携わりたいと考え、新たなチャレンジを求めて転職を決意しました。前職では多くを学び、成長できたことに感謝していますが、自身のスキルと知識をさらに拡大し、建設業界の将来性に貢献できる環境を求めています。この転職を通じて、新しい技術の習得や異なるプロジェクト管理手法を学び、業界内での更なるキャリアアップを目指しています。また離職期間中は最新の建設技術やプロジェクト管理に関する資格を取得するための勉強に励み、自己の専門性を高めることに注力しました。これらの経験は、即戦力として貴社に貢献できると自負しており、ポジティブな姿勢で新たな環境に挑戦したいと考えています。」

6:自身の長所・短所

短所と長所を聞く理由は業務に支障をきたす短所がないか、自己分析ができるかどうかを確認するためです。短所と長所を伝える際は、失敗や成功などの具体的な事例を添えると説得力が増します。ただし短所をそのまま伝えるとイメージが悪くなるので、短所を改善する取り組みや工夫を付け加えるようにしましょう。
施工管理の場合、「真面目すぎる、物事を割り切れないといったタイプは大変な思いをすることが多い」という意見があります。そこで物事を突き詰めすぎるという短所と、協調性があるという長所の回答例を紹介します。

<回答例>
「短所は物事を突き詰めて考えることで、時として自分を追い詰めてしまうこともあります。しかし、1人で考え込まないよう、周りに協力を求めるよう努力している状況です。また、長所は協調性で、同じ職場で働く仲間との関係を大切にしています。前職では職人同士で発生したトラブルを解決し、現場を1つにまとめた経験があります。」

7:キャリアプラン

将来のことを面接で聞く意図は、長期的なビジョンや目標を持っているかを確認するためです。キャリアプランを伝える際は、企業の事業や特徴を理解したうえで、実現可能な貢献やビジョンを伝えましょう。なぜなら、ビジョンや目標が事業内容と異なる場合、入社後のミスマッチを招くおそれがあるためです。
建設業の一般的なキャリアアップ方法として、職人から施工管理職を目指すルートがあります。働きながら施工管理技士資格を受験したい場合、資格取得後にどのような仕事で貢献したいかという内容を伝えるといいでしょう。

<回答例>
「御社で採用されましたら、施工管理職として経験を積みながら、施工管理技士の取得を目指したいと考えています。資格を取得できましたら、職人が安全に働ける環境を整えること、原価管理を徹底し御社に貢献できることを目標にしています。」

8:友人・知人から言われる印象・評価

建設業界の面接で、友人や知人からの評価について問われる際、具体例を加えることで自己分析が深まり、面接官にポジティブな印象を与えることができます。たとえば、「友人からは、困難なプロジェクトでも諦めずに解決策を探し続ける人だと評価されています」や「知人からは、チーム内の調和を大切にし、みんなで目標を達成するために努力する協調性を持つ人物だと認識されています」といった回答が考えられます。このように具体的なエピソードを交えて説明することで、自己の人間性やチームプレイヤーとしての資質を効果的にアピールすることができます。

<回答例>
私は常に変化し、成長を続ける業界であり、その中で新しい技術や手法を学び、実践することで、よりよい社会のインフラを築くことに貢献できる点に魅力を感じています。また、この業界はチームワークが非常に重要であり、多様な専門家が協力してプロジェクトを成功に導く過程において、私のコミュニケーション能力や問題解決能力を活かし、さらに成長できる機会が多いと考えています。友人からは、私が新しい挑戦を恐れず、常に解決策を模索する姿勢を評価されており、この点が建設業界での成功につながると考えています。

9:他企業・業界への応募状況

面接で転職活動について質問するのは、転職活動の状況と入社の意思、他社との優先順位を確認するためです。他社の面接を受けている場合は正直に伝えること、回答は「御社が第一志望」とするのが基本です。また、「内定したら当社に入社しますか?」という同じ意図の質問を受けた時も同様に、応募先は第一志望であることを伝えましょう。

<回答例>
「御社を含めて3社に応募しています。1社は結果待ち、1社は書類選考中です。御社は以前から憧れていたこともあり、採用された場合はぜひ入社させていただきたく思っております。」

10:逆質問(面接内容、応募職種・会社についての質問)

面接の終盤に必ず聞かれる質問で、一般的に「逆質問」と呼ばれています。配属先や勤務地、仕事内容など入社後に関する不明点を確認し、入社後のミスマッチを防ぐ目的があります。また逆質問で積極的に質問をすることで、入社への熱意をアピールする効果も期待できます。「特にありません」と回答すると入社の意欲がないと判断されるので注意が必要です。
建設業の面接において、採用したいと思われる逆質問のコツは、「応募者が明日から働くイメージがわく」、「御社で活躍するためには必要なことは何か」という内容にすることです。建設業界における逆質問の例をいくつか紹介しますので、面接準備の参考にしてみてください。

<逆質問例>
・具体的な仕事内容をお聞かせください
・現場は主にどこのエリアになりますか?
・現場で働く方の年齢層はどれくらいですか?
・社員は転勤の可能性はありますか?
・入社までに身に付けておくスキルはありますか?
・仕事で必要な資格はありますか?

建設業界の面接で資格・経験に応じてよくある質問

建設業界では、個人の資格や経験がプロジェクト成功に直結するため、面接時にはそれらを深掘りする質問がよくされます。特に現場経験に関する質問は施工管理職の採用面接で頻繁に取り上げられる項目です。この質問は職務経歴書に書かれている情報を超えて、応募者がこれまでに携わったプロジェクトの詳細や、そこでの役割、達成した成果について理解を深めることを目的としています。

応募者は、具体的な現場経験を伝える際に、関わった建物の名称やプロジェクトの規模、総工事費、利益率など、詳細な数字や事実を提供することが重要です。これにより、面接官は応募者の働きぶりやプロジェクト管理能力、さらには数値を扱うスキルについて具体的なイメージを持つことができます。またプロジェクトにおける具体的な課題やそれをどのように解決したかという経験も、高い評価を得るための鍵となります。成功事例だけでなく、挑戦と失敗から学んだ教訓を共有することも、問題解決能力や成長意欲をアピールするよい機会です。

このような質問に対しては前もって準備し、自分の経験を具体的な数値や成果で語れるようにすることが大切です。面接官は応募者が過去にどのような責任を持って仕事を進め、どのような成果を出したかを知りたいと考えています。したがって実際に経験したプロジェクトから、特に印象的なものや自身の能力を最大限に発揮できた例を選び、その背景、行動、結果を具体的に説明することが、面接成功の鍵となります。

<回答例>

「私が特に記憶に残っているのは大型商業施設の〇〇です。プロジェクトでは施工管理職として全体の工程管理を担当し、総工事費は約30億円、利益率は予定を上回る10%を達成しました。また厳しい納期と予算内での完成を実現するために、施工方法の見直しやコスト削減策を積極的に提案・実施しました。特に挑戦的だったのは、環境に配慮した建材の選定と利用であり、これにより建物の持続可能性とエネルギー効率の向上に貢献しました。この経験から、プロジェクト管理能力だけでなく、環境への配慮を含めた持続可能な建設に対する深い理解と実践能力を身につけることができました。」

まとめ

建設業界への転職を検討する際には、面接での定番質問とそのほかの質問に対して適切に備える必要があります。面接はミスマッチを避ける目的もあり、応募企業を深く理解したうえで応募していることを示すためにも、企業研究を怠らないことが求められます。業務内容の理解だけでなく、施工実績についても調査することで、あなたの志望動機がより説得力のあるものになるでしょう。

また、建設業の転職で困ったことや悩みがある場合、建設業界を知り尽くしたキャリアアドバイザーが力になります。建設業界内の転職に役立つ情報や、希望の条件に合う仕事を案内してもらえます。ぜひキャリアアドバイザーをご活用ください。

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