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施工管理の職種一覧【7種類】分類・業種・職種コード・職務経歴書の書き方まで徹底解説

更新:2026-04-09

施工管理の職種一覧【7種類】分類・業種・職種コード・職務経歴書の書き方まで徹底解説

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施工管理には、建築・土木・電気・管工事・電気通信・造園・建設機械の7つの専門分野があります。

しかし「名前は知っているけれど、仕事内容や違いが分かりにくい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、施工管理7職種の特徴や担当する工事内容、役割の違いについて解説します。さらに、施工管理と現場監督の違い、年収や必要資格の目安もまとめました。

これから施工管理職を目指す方はもちろん、転職やキャリアの方向性を考えたい方にも役立つ内容です。自分の適性や興味に合った分野を見極める参考にしてください。

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施工管理の職種一覧【7種類の仕事内容と違い】

施工管理

施工管理は、工事の工程・安全・品質・予算などを総合的に管理する専門職です。

扱う工事の種類によって職種名が分かれており、一般的には国家資格である「施工管理技士」の7種類に準じた分類が使われます。

職種名 担当する主な工事・分野 仕事内容の概要
建築施工管理 住宅・マンション・オフィスビル・商業施設・工場 など 建築工事全体の工程・品質・安全・原価を管理し、協力会社の調整や施主対応も行う。
土木施工管理 道路・橋梁・ダム・河川・トンネル・鉄道 など 公共工事を含む社会インフラ整備を担当し、測量確認や安全対策、工程・品質管理を行う。
電気工事施工管理 配線・照明・受変電設備などの電気設備工事 建物内外の電気設備工事を統括し、設計確認・配線計画・安全管理・検査対応を行う。
管工事施工管理 空調・給排水・ガス設備・ダクト工事 配管施工の進捗・品質・安全を管理し、施工図確認や試運転・検査にも対応する。
電気通信工事施工管理 インターネット・LAN・電話・放送設備など 通信インフラ工事を統括し、通信品質・安全性を確保しながら工程管理・試験対応を行う。
造園施工管理 公園・庭園・街路樹・外構・景観整備 など 植栽・舗装・緑地整備などの造園工事を管理し、景観計画や維持管理指導も行う。
建設機械施工管理 ブルドーザー・クレーンなど建設機械を用いた工事 建設機械の安全運用・配置計画・稼働管理を行い、土木・造成工事を中心に担当する。

 

※いずれの職種も、工程・品質・安全・原価を総合的に管理する「技術職」です。担当分野に応じて必要な資格や専門知識が異なります。

 

 

【業種別】施工管理の仕事内容・年収・必要資格

施工管理

施工管理の主な役割は、受注した工事を「設計通り・期限内・予算内」で完成させることです。

対象分野によって求められる知識やスキル、年収水準は異なります。

※年収は統計データや求人情報をもとにした目安です。企業規模・地域・保有資格などにより変動します。

建築施工管理

建築施工管理技士は、住宅・学校・オフィスビルなどの建築工事を統括する仕事です。

工期や品質、安全、コストが計画通りに進むよう、協力会社と連携しながら現場全体をまとめます。マネジメント力とコミュニケーション力が特に求められます。

項目 内容
仕事内容

住宅・ビル・商業施設などの建築工事を統括し、工程・品質・安全・原価の管理を行う

協力会社との調整や施主対応も担当する

年収の目安

641.6万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級建築施工管理技士、建築士など

 

出典:建築施工管理技術者 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

土木施工管理

道路・トンネル・橋・ダム・河川・鉄道など、社会インフラ工事を管理する仕事です。地盤や構造、安全対策の知識をもとに、大規模な公共工事に関わる機会も多い分野です。

項目 内容
仕事内容

道路・橋・ダム・河川・鉄道など、社会インフラ工事の管理を行う

測量確認や安全対策、行政対応を担う場合もある

年収の目安

596.5万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級土木施工管理技士、技術士(建設部門)など

出典:土木施工管理技術者 - 職業詳細 - Job Tag - 厚生労働省

電気工事施工管理

建物の配線・照明・受変電設備などの電気設備工事を管理します。安全性と機能性を満たすため、配線ルートや機器配置を確認しながら現場を進める専門性の高い仕事です。

項目 内容
仕事内容

配線・照明・受変電設備などの電気工事を管理する

設計確認・安全対策・検査対応まで幅広く担当する

年収の目安

755.2万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級電気工事施工管理技士、電気工事士など

 

出典:電気技術者 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

管工事施工管理

給排水・ガス・空調設備などの配管工事を管理します。図面通りに安全で効率的な施工が行われるよう現場を調整し、建物の快適性やライフラインを支える役割を担います。

項目 内容
仕事内容

給排水・空調・ガス配管などの設備工事を管理する

施工図確認や品質チェック、検査対応も行う

年収の目安

約590万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級管工事施工管理技士など

出典:令和8年度管工事施工管理技術検定の実施について|国土交通省

電気通信工事施工管理

インターネット回線、LAN、放送設備などの通信インフラ工事を管理します。

DX化の進展とともに需要が高まっている分野で、通信品質や安全性を確保しながら施工を進めます。

項目 内容
仕事内容

インターネット回線・LAN・放送設備などの通信インフラ工事を管理する

試験対応や通信品質の確認も重要業務となる

年収の目安

約590万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級電気通信工事施工管理技士など

出典:電気通信工事施工管理技士に求められる知識と能力|国土交通省

造園施工管理

公園・庭園・街路樹・商業施設の外構など、緑地や景観を整える工事を管理します。

植栽計画やデザインに基づき、自然環境と調和した空間づくりを行います。

項目 内容
仕事内容

公園・庭園・外構・緑地整備などの造園工事を管理する

植栽計画や維持管理指導を行うことも多い

年収の目安

約530万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級造園施工管理技士など

出典:造園施工管理技術検定試験|国土交通省

建設機械施工管理

ブルドーザー・クレーン・バックホーなどの建設機械を使用する工事を管理します。

機械の安全運用や効率的配置を計画し、土木・造成工事で中心的な役割を担います。

項目 内容
仕事内容

ブルドーザー・クレーンなどの建設機械を用いた工事を管理する

配置計画・稼働管理・安全指導などを行う

年収の目安

約460万円

※案件規模・資格保有状況により変動します。

必要資格 1級・2級建設機械施工管理技士など

出典:建設施工・建設機械|国土交通省

施工管理と「現場監督」の違い

施工管理

どちらも工事現場を管理する仕事ですが、担当範囲が少し異なります

施工管理と「現場監督」の違い
  • 施工管理:施工計画・工程調整・費用管理・申請対応など、工事全体のマネジメントを担う
  • 現場監督:現場に常駐し、作業指示や品質・進捗確認など日々の運営を担当する役割 

なお、企業によっては両者を同じ意味で使うケースもあります。

施工管理に関する職種コード一覧【厚労省分類・経審コード】

施工管理

施工管理の「職種コード」は、主に厚生労働省が定める職業分類と、建設業の経営事項審査(経審)で使われる技術職員コードの2種類があります。

用途によって参照する体系が異なるため、就業統計・行政書類・企業評価など、どの場面で使うのかを理解しておくことが大切です。

コード 職種名 概要
008-02 建築施工管理技術者 建築工事における施工計画・工程管理・品質管理・安全管理などを担当。
008-05 土木施工管理技術者 道路・橋・ダムなどの土木工事で、作業指導・監督・安全管理を行う。
007-03 電気工事技術者 電気設備工事における設計・管理・施工監督などを担当。
010-06 通信ネットワーク技術者 通信設備工事やネットワーク構築に関わる設計・施工管理を担当。

経営事項審査(経審)の技術職員コード

経営事項審査では、施工管理技士などの保有資格に応じて、技術職員コードと評価点が決められています。

資格の級や種類ごとに細分化されたコードが割り振られており、企業評価にも影響するため、建設業許可や経審申請時には正しい区分で申請することが重要です。

コード 資格名称
111 1級土木施工管理技士
212 2級土木施工管理技士
113 1級建築施工管理技士
214 2級建築施工管理技士
115 1級電気工事施工管理技士
216 2級電気工事施工管理技士

 

職種コードは「統計・求人で使う分類」と「経審など企業評価で使う分類」で目的が異なります。

必要な場面に応じて、どのコード体系を参照するものかを確認し、誤りのないよう申請・記載することが大切です。

出典:令和4年版 厚生労働省編職業分類表|厚生労働省

施工管理の職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方

施工管理の職務経歴書では、まず担当した工事の種類(建築・土木・設備など)と、役割や担当フェーズを明確に示します

次に、工期・工事規模・予算・担当人数などを数字で記載すると、経験のレベルが具体的に伝わります。

あわせて「工程・品質・安全・原価」など管理項目ごとの取り組み内容や成果(納期短縮・事故ゼロ・コスト削減など)を整理しましょう。

保有資格・使用ソフト・関係者調整の経験も重要な評価ポイントです。現場での改善事例やトラブル対応実績があれば、アピール材料として必ず盛り込みましょう。

施工管理は技術職?事務職?【よくある質問】

施工管理

施工管理の仕事について、「技術職なの?」「事務作業が多いの?」と疑問を持つ方も少なくありません。

ここでは、施工管理の職種区分や仕事の進め方、日々どのような管理業務を行っているのかを分かりやすく解説します。

Q. 施工管理は技術職ですか?

施工管理は技術職に分類されます。建材や工法、建築基準法などの専門知識をもとに工事を管理するため、高い技術理解が求められます。

また、施工管理技士などの国家資格制度も整備されており、一定以上の実務経験と専門性が必要になる仕事です。

Q. 事務作業も多いの?

施工管理は現場だけの仕事ではなく、デスクワークも一定量発生します

施工計画書や見積書の作成、役所への申請、工事写真や報告書の整理など、書類業務も重要な役割の一つです。ただし、職種としては事務職ではなく技術職に位置付けられます。

Q. 施工管理は何を管理する仕事?

施工管理の主な役割は、工事を安全かつ計画通りに完成させることです。具体的には以下の5つを中心に管理します。

主な業務内容
  • ✓ 工程管理(スケジュールの調整・進捗管理)
  • ✓ 品質管理(図面どおりの品質を保つ)
  • ✓ 出来形管理(完成形が仕様に合っているか確認)
  • ✓ 原価管理(コストの最適化)
  • ✓ リスク・環境配慮(事故防止・周辺への配慮など)

 

 

まとめ

施工管理は、扱う工事分野によって7つの職種に分かれています。どの分野でも共通して、工程・品質・安全・原価を総合的に管理し、工事を円滑に進める役割を担います。

一方で、必要な専門知識や関わる設備・工事形態は分野ごとに異なるため、仕事内容の特徴を知っておくことが大切です。

これから施工管理としてキャリアを築く方は、自分の興味や得意分野、将来像に合った職種を選ぶことで、長く働きやすい環境を見つけやすくなるでしょう。

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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