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設備施工管理とは?仕事内容や種類、年収、資格、おすすめの転職先を紹介

更新:2026-02-06

設備施工管理とは?仕事内容や種類、年収、資格、おすすめの転職先を紹介

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オフィスビルや商業施設、病院、学校など、あらゆる建物には電気・空調・給排水・通信などの「設備」が導入されています。設備施工管理は、これらの設備工事が計画どおり進むように現場をまとめる仕事です。

この記事では、設備施工管理の仕事内容から年収、資格、キャリアパスまで詳しく解説します。

「きつい」と言われる理由や、未経験から目指せるのかなど、気になる疑問にもお答えします。設備施工管理という働き方を、具体的にイメージできる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

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設備施工管理の仕事内容【6つの分野・種類】

設備施工管理

ここでは、設備施工管理が担当する主な分野について解説します。

一口に「設備」といっても、役割や対象は多岐にわたり、それぞれ異なる専門知識と対応力が求められます。

まずは担当分野ごとの特徴を把握し、自分に合う領域をイメージしてみてください。

参考:建設施工・建設機械:機械工事施工管理基準(案)|国土交通省

設備施工管理の6つの担当分野

設備施工管理が担う業務は、主に次の6つの分野に分類されます。建物の用途や規模に応じて、複数分野を横断して担当するケースも少なくありません。

6つの担当分野
  • ✓ 電気設備:照明・配線・受変電設備などの工事管理
  • ✓ 配管設備:給水・排水・ガス配管などの施工指揮
  • ✓ 空調設備:空調機器や換気設備の設置・調整
  • ✓ 通信設備:通信回線やサーバー設備の導入工事
  • ✓ 機械設備:エレベーターや大型装置の設置管理
  • ✓ 消防設備:スプリンクラーや消火設備の施工管理

これらはいずれも建物の「機能」を支える重要な領域であり、社会インフラを守る大切な役割を担っています。

施工管理の「4大管理」業務

設備施工管理の業務は多岐にわたりますが、基本となるのは工程・品質・安全・原価の「4大管理」です。

建物の完成までスムーズに工事が進むよう、計画の策定から進捗確認、記録作成まで幅広いマネジメントを行います。

4つの管理内容

4大管理は、現場運営の柱となる重要な考え方です。

各管理は相互に関連し合っており、どれか一つでも欠けると工事全体に影響が及びます。バランスよく取り組むことが求められます。

施工管理の「4大管理」業務
  • ✓ 工程管理:工事を期限までに終えるためのスケジュール調整
  • ✓ 品質管理:設計図どおりに正しく施工されているか確認
  • ✓ 安全管理:事故防止のための現場ルールや環境整備
  • ✓ 原価管理:材料費・人件費などが予算内に収まるよう調整

これらの管理が適切に機能することで、安心して使える高品質な建物を社会へ送り出すことができます。

設備施工管理と建築施工管理・設備管理との違い

施工管理

施工管理には「建築」「設備」などの分野があり、さらに竣工後の維持・運用を担当する「設備管理」という職種も存在します。

それぞれの役割の違いを整理し、設備施工管理の立ち位置をわかりやすく解説します。

職種 担当分野 主な業務内容
設備施工管理 電気・空調・給排水などの設備工事 建物内の各種設備工事について、工程・品質・安全・原価を管理し、協力会社や設計担当との調整を行う。
建築施工管理 建物本体(構造・外装・内装など)の工事 建築工事全体の統括管理を担い、品質確保や工期遵守、予算管理、現場安全の確保などを行う。
設備管理 完成後の建物設備(電気・空調・給排水など) 竣工後の建物における設備の保守・点検・不具合対応・更新計画など、安定稼働のための運用管理を担う。

 

設備施工管理は、「建物が完成するまでの設備工事」を担当する点が特徴です。

一方で、建築施工管理は建物本体、設備管理は完成後の維持運用を担うため、求められるスキルや役割も異なります。

設備施工管理の年収・給与相場

施工管理

ここでは、設備施工管理の年収相場についてまとめます

経験年数や資格の有無、担当する工事規模、企業規模などによって収入差は生じますが、専門性の高さから比較的高水準の年収が期待できる職種です。

キャリア・保有資格 年収の目安
未経験〜若手 300〜400万円程度
2級施工管理技士取得者 400〜500万円程度
1級施工管理技士取得者 500〜700万円以上
大規模案件担当・管理職クラス 800万円以上も可

 

企業によっては、施工管理技士資格などに対して資格手当が支給される場合もあります。

また、施工管理技術者全体の平均年収は約640万円前後とされており、全産業平均と比べても高い水準です。

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
出典:建築施工管理技術者 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

 

 

設備施工管理のステップアップにつながる国家資格

施工管理

設備施工管理としてキャリアアップするためには、国家資格の取得が重要です。

特に、一定規模以上の工事を担当する場合には、資格保有者であることが求められるケースが多く、担当できる業務内容や収入にも直結します。

設備分野で評価される主な施工管理技士資格には、次のようなものがあります。

代表的な施工管理技士資格
  • ✓ 電気工事施工管理技士
  • ✓ 管工事施工管理技士
  • ✓ 電気通信工事施工管理技士

さらに、消防設備士 や 建築設備士 といった関連資格も評価対象となります。

資格取得は専門知識と実務能力の証明となり、キャリアの選択肢や活躍できるフィールドを広げる大きな要素です。

 

 

設備施工管理のやりがいと大変な点

設備施工管理は、専門性の高い仕事でありながら、人とシステムの両方を扱う特徴があります。

ここでは、現場で働く人が感じやすい魅力と、負担になりやすい面の両方を整理します。

やりがいとして多い声
  • ✓ 自分が携わった建物が長く使われる実感が得られる
  • ✓ 社会インフラを支える仕事に関われる責任感がある
  • ✓ プロジェクト完了時に大きな達成感を味わえる

こうしたやりがいは、日々の業務の大きなモチベーションになります。

一方で、仕事の性質上、負担に感じやすい面があるのも事実です。代表的な例としては、次のような点が挙げられます。

負担として挙げられる点
  • ✓ 工程変更やトラブル対応など調整業務が多い
  • ✓ 工期が逼迫する時期は勤務時間が長くなることがある
  • ✓ 専門用語や制度など、学び続ける必要がある

近年は、働き方改革の推進やデジタル化の拡大により、労働環境の改善に向けた取組みも少しずつ進んでいます。

設備施工管理のキャリアパス・おすすめの転職先

施工管理

ここでは、設備施工管理のキャリアパスと転職先の傾向を整理します。

経験や資格に応じて担当できる業務が広がるため、中長期的なキャリア形成がしやすい職種といえます。主な進路は次のとおりです。

設備施工管理の主なキャリアパス
  • 補助職からスタート

  •   ↓
    現場担当として施工管理業務を担う
      ↓
    2級施工管理技士取得 → 主任技術者として活躍
      ↓
    1級施工管理技士取得 → 監理技術者・現場責任者へ

資格を取得することで、担当できる工事規模や責任範囲が広がり、ポジションや収入アップにもつながります。

また、設備施工管理で培った経験は、次のような分野でも活かすことができます

設備施工管理の転職先の例
  • ✓ ゼネコン・サブコン
  • ✓ 設備工事会社
  • ✓ 不動産管理会社
  • ✓ 設備メーカー
  • ✓ 設備設計事務所

施工現場だけでなく、設計・メーカー・管理会社などへのキャリアチェンジも可能で、活躍の場が幅広い点が特徴です。

 

 

設備施工管理に関するよくある質問

施工管理

ここでは、設備施工管理の仕事を検討している方が抱きやすい疑問を整理しました。

仕事内容だけでなく、働き方や将来性、未経験からの挑戦に関する質問にもお答えします。気になるポイントを一つずつ確認していきましょう。

設備施工管理は大変?激務と言われる理由は?

設備施工管理は、建築工程との連携が欠かせないため、スケジュール調整や突発的な対応が発生しやすい仕事です。

工期が近い時期には残業が増えることもあります。一方で、近年は働き方改革の推進により、勤務環境の改善に向けた取組みも進んでいます。

自分に合った企業・現場を選ぶことが、長く働き続けるための大切なポイントです。

女性でも設備施工管理として働けますか?

設備施工管理は男女問わず活躍できる仕事です。現場のデジタル化や働き方の見直しが進み、従来よりも働きやすい環境が整ってきています。

書類作成や調整業務など多様な役割があるため、自分の得意分野を活かしやすい点も特徴です。

未経験からでも設備施工管理になれますか?

未経験からでも設備施工管理になれます。はじめは先輩の補助業務からスタートし、徐々に設備の名称や図面の読み方、現場の流れを学んでいきます。

並行して施工管理技士などの資格取得を目指すことで、担当できる業務が増え、収入アップも期待できます。学歴よりも、継続して学ぶ姿勢が重視されやすい仕事です。

設備施工管理の将来性はありますか?

建物がある限り、設備の新設・更新・改修工事は継続して発生するため、将来性は高い職種といえます。

省エネ設備やスマートビル化など、新しい技術にも対応する必要があり、専門知識の需要は今後も続くと考えられます。経験を積むことで、長く活躍できる分野です。

文系出身でも設備施工管理になれますか?

理系出身者の仕事と思われがちですが、文系出身で活躍している人も多くいます

現場では調整力やコミュニケーション力も重視されるため、段階的に知識を身につければ十分に活躍可能です。

資格取得支援制度を設けている企業も増えており、成長しやすい環境が整っています。

まとめ|設備施工管理は専門性が高くやりがいのある仕事

設備施工管理は、建物の機能をつくる重要な役割を担っており、専門知識を身につけながら長く働ける職種です。

経験や資格取得により担当できる業務が広がるため、将来設計を立てやすい点も魅力といえるでしょう。

未経験からでも挑戦できるため、興味があれば早めに情報収集を始めてみてください。

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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